2018年01月23日

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三浦新聞

みうらのひと

2017年12月15日 金曜日 18時55分みうらのひと vol. 1 – 三浦市から原宿へ。東京で美容師として働きつづける理由 ~ 岡本優花

三浦市に住んでいる人、三浦市出身で活躍する人、三浦市で活動する人…などを紹介する「みうらのひと」というインタビュー記事を連載します。三浦市という「街」の紹介だけでなく、そこに関わっている「人」にフォーカスを当てて書いていきます。

第一回目は、ヘアスタイリストの全国大会に出場経験もあり、原宿で美容師として働く岡本優花さんにインタビューしました。彼女が朝から晩まで美容師として尽力し、都内で奮闘する理由や、地元である三浦市に対しての想いを聞きました。美容師という職業に対する情熱が高く、話しを聞いていて熱量に圧倒されました。

原宿で美容師として働き続ける理由

■岡本優花(1991/1/15)
専門学校を卒業後に、原宿のAArtirior Boaに勤務。同時に都内へと引っ越す。
ヘアスタイリストの全国大会であるトレンドビジョン2016の決勝に出場。


都内で美容師になった理由

どういった経緯で原宿で美容師をやることになったのでしょうか?

岡本:
昔から東京で美容師になるって決めてたから、専門学校も最初っから東京にしたんだよね。
でも専門学校時代は三崎口駅から品川駅まで毎朝6時20分の電車に乗って、帰りは牛角でバイトして夜一時くらいに帰ってくる生活を2年くらいやったなー。あれは大変だった(笑)

そんで美容専門学校を卒業して、今働いているAArtirior Boaの面接を受けてアシスタントになったんだよね。でもそこから髪の毛切るまでに5年かかった。

5年!相当長いですね…

岡本:
店舗にもよるかもしれないけど他のお店に比べると5年は長いかもしれない。ただこのお店だとかなり早い方で、自分でも相当努力した方だと思う。

朝から夜中まで働いて練習するし、休みの日も練習とか講習会とかもあるし、生活のすべてが美容師に関わっている感じかな。

三浦市を離れて都内に出てきてよかったと思いますか?

岡本:
よかったと思う。地元の美容院でもよかったけど、都内がファッションとかの全部の発信地だと思うから。将来的に地元に戻るとしても当分は東京で働きたい。
めっちゃくちゃ仕事してやりきって「負けた!!」と思ったら三浦市に帰ると思う(笑)
でもまだ全然戦えるから、しばらくは頑張る予定!

それだけ大変な思いをして頑張っている理由は何かあるのでしょうか?

岡本:
どうして頑張っているんだろうね…(笑)
「なんで後輩のためにキレたりしているんだろう」って思う瞬間がたまにあるけど、そうも言っている時間もないから。

そうだなー…なんのために頑張っているっていうと、「勝ちたいから」かな…?この前もインドに行ってみたかったから海外旅行初めてだったけど一人で行ったし、なんでもやってみないとわからない。遠くまでいってみないと美容師というのが何かわからないから続けているのかもしれない。大きい口叩いているだけだけどね(笑)

高校生の自分に「美容師を続けるかどうか?」と話すことが出来るとしたらなんて言いますか?

岡本:
やった方が良いと思うっていうのは絶対に言う。
ただ本当に大変だってことは言いたい!自分の時間なんてないしねー。今いるスタッフだってみんな時間ないし。「仕事とプライベートの境目なんてほとんどないし、とにかく大変だけどやったほうだ良い」って伝えるかな。

ヘアスタイリストの全国大会 トレンドビジョン2016へ出場したときの想い

ヘアスタイリストの全国大会であるトレンドビジョンへ去年出場したと聞きました。予選を勝ち抜くのも難しいという話しですが、東京代表になる自信はありましたか?

岡本:
自信はまったくなかった。本選に出れたら良いなーくらいの気持ちだった。出場に条件はない大会だから10年以上経験があるような人もいっぱいでているしね。

関東予選のときは写真を作品で送るんだけどそれは通ると自信はあった。大会向けの対策もちゃんとやってたから。
そこから東京の代表に残るためにはめちゃくちゃ練習した。

結果的には惜しくも優勝は逃してしまいましたが、そのときはどんな気持ちでしたか?

岡本:
やっぱり悔しかったよ。ただ初めて大会に出てそこまでいける人はあんまりいないみたいだから自信はついた。
私すぐ調子に乗るタイプだから(笑)

働いていて美容師をやめようと思ったことは一度もない

大会への出場などもあり、順調に進んでいるように見えるのですが、それだけ大変だと心が折れる瞬間や辞めたくなるときなどありませんでしたか?

岡本:
本気でやめようと思った瞬間は一回もないかな…?
同期が全員いなくなったときは一瞬だけきつかったけど(笑)

ずっとモチベーションを保っているのはすごいですね…では大変だと感じるのはどんなときでしょうか?

岡本:
んー色々あるけど、自分のことよりもやっぱり人に教えることかな。自分の技術は自分が頑張ればできるけど、人に教えてその人を頑張らせるっていうのはすごい難しい。

ずーっと自分と向き合うみたいな。私ができないことは後輩はやってくれるわけがないし、私がだめなとこは見られているから手を抜けないし。
私も先輩に色々教えてもらってヘアショーとかも出られるようになったから、そういう流れを私も作らないといけないっていう責任はあると思う。

では逆にうれしいことや楽しいことはどんなときに感じますか?

岡本:
「今まで来た中で一番よかった」とか「絶対にまた来たい」って言ってもらえるようなお客さんに来てもらえるのがいちばんうれしい。
良い髪型ができたときもうれしいけど、結局は良い人に出会えたときの方が楽しいしうれしい。そう考えると色んな人に会えるから楽しいのかもしれない。

今って美容院っていっぱいあって、信号機より多いっていわれているんだよね。都内のどこに行っても流行りの素敵な髪型にしてくれるわけ。正直言えば、どこのお店も似ているんだよね。
だからこそ唯一無二の存在にならないと売れない。その子達をリピートどうやってさせるかって考えたるとガチンコ勝負だよね(笑)

三浦市への想い。最終的な目標とは

将来的に地元である三浦市へ戻ることは考えていますか?

岡本:
友達とかと話すときは「みんなで三浦海岸にお店出そうよ!」とかの話しは出たりする。
飲食店の友達が1階でカフェやって、2階で私がサロンやって〜みたいな。

でも本当に歳を取ってスローライフを送りたくなったら…って感じだよね。現実的には集客が厳しいだろうし。
将来的には戻るかもしれないけど、やっぱり今はバリバリ働きたいから都内にいるかなぁ。

「遠くまでいってみないとわからない」と言っていましたが、最終的なゴールや何か目指しているものなどありますか?

岡本:
んー…今はがむしゃらにやっている感じ。
ただ、30歳までが一つのポイントかなって思っている。トレンドの世界だから30越えたらどんどん厳しくなってくるし、結婚や出産もあるから30超えるまでには自分の思い描く人にはなっていたいかな。

いつまで続けるなど決めていますか?

岡本:
子どもが生まれてもやりたいとは思ってる。
一生続けたい!

美容師に対する熱い想いが彼女にはあった

話を聞いていて美容師という職業に対する情熱を心から感じた。技術的には筆者は詳しくはわからないが、そのひたむきな想いはきっとお客さんに伝わっているように思う。もしこれを読んで興味を持ったり、三浦市で美容師を目指している学生がいたら話を聞きにぜひお店に行ってみてほしい。

お店情報

AArtirior Boa

東京都渋谷区神宮前5丁目17−11 park side osaki 3F

■電話番号
03-6427-8093

公式ホームページ:aartirior.co.jp
インスタグラム:https://www.instagram.com/aartiriorboa/