2020年11月26日

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2017年08月25日 金曜日 18時16分神奈川の高校生バンドの頂点を決める「OTODAMA甲子園2017」には熱さと眩しさが詰まっていた

三浦海岸アンバサダーの鈴木珠友です。

今年から三浦海岸では音楽イベントの音霊が開催されており、その一つに神奈川県の高校生バンド大会「OTODAMA甲子園2017」が8月23日(木)に行われました。

今年で6回目を迎えた本大会は、「どれだけオーディエンスの心を震わせられるか」をコンセプトにしている熱い戦いです!6月に開催された予選と7月の敗者復活戦を勝ち抜き、計34組中12組が音霊での本戦に挑みました。

高校一年生で初々しい子もいれば、高校三年生でこのメンバーとは最後のライブになる子など、それぞれ思いを持ってステージに立っていました。

OTODAMA甲子園の結果発表!!

高校生達の熱いライブの審査は、クレイ勇輝さんを含む審査員4名と観客により行われ、結果は以下となりました。

3位 End up ving(厚木高校)

3位は予選会から会場を巻き込み、自分たちも全力で取り組む一体感があった厚木高校のEnd up vingです。楽曲もよくメンバー全員アロハシャツを着るなど演奏面だけでなく演出面でも仕上がっており、大変盛り上げてくれました。

ボーカルの男の子は礼儀正しく控え目な印象だったのですが、ステージ上で力いっぱいに歌う姿とのギャップは目を引くものがありました。

2位 Will FIDA(藤沢総合高校)

2位はハードロックでカッコいい藤沢総合高校のWill FIDAでした。プロでも難しいとされる超絶技巧にチャレンジし実現できていた点に審査員は驚いたそうです。ギターとベースの盛り上げ方が素晴らしく、飛び跳ねたり頭を揺らしたり、とにかく熱いバンドでした

また、この大会には観客の投票によって選ばれる「オーディエンス賞」があり、これもWill FIDAが受賞しました。受賞の理由は何と言ってもギターの男の子のインパクトが強かったこと。

MCの際のセリフをグリーンデイの言葉を引用したり、メンバー全員でジージャンを脱ぐ演出を忘れていたり。ただそれくらいライブに夢中で会場を盛り上げようと楽しく頑張っていた姿がとても印象的でした。

審査員特別賞 Aspiration(川崎北高校)

一位の発表の前にどうしても表彰したいバンドがあると審査員から発表され、「審査員特別賞」が急遽選ばれることになりました。

そして、これを見事獲得したのは川崎北高校のAspirationでした。女性ボーカルの低音が特徴的なバンドで、なり振り構わず歌う彼女の姿が審査員に伝わったようで、内面から溢れ出る言葉を伝えたいという気持ちがストレートに伝わったというのが決め手だったそうです。

ボーカルの思いを演奏にのせて届けるという、バンドのあるべきカタチを実現できていたのがとても素晴らしかったです。

1位 みっくすじゅーす。(相模女子高校)

いよいよ1位の発表です。会場は緊張感に包まれていました。

1位に選ばれたのは相模女子高校の「みっくすじゅーす。」です。他のバンドがハードロック系が多い中でラテン系という意外なジャンルでした。このジャンルはリズム体が難しくベースやドラムが重要となってきます。

そんな中で、聴いていて最も自然と体が動いてしまったのがこの「みっくすじゅーす。」だったと、審査員から好評でした。

表現力も素晴らしく、歌っている時のボーカルの表情、キーボードの白熱さ、ドラムとギターの絶妙なハモリなど全体のバランスがとれていました。他のプロミュージシャンと戦えるスペックがあるとクレイさんも絶賛でした!

優勝した「みっくすじゅーす。」にはトロフィーと、クレイさんから直々にプロデュースをしてもらえる1日レコーディング合宿権が贈呈されました。

相模女子大高等部の部活内では様々なグループがOTODAMA甲子園に挑戦し、日々頑張ってきたようです。不安もある中でメンバーと共に最高のパフォーマンスができ、優勝が決まった瞬間は涙を流していました。

大会を終え、音霊プロデューサーのクレイさんにインタビュー

大会おつかれさまでした! まさか、クレイさんの生歌も聴けると思っていなかったのでとても嬉しかったです!

クレイ勇輝:
ありがとうございます。キマグレンの「LIFE」はみんなの(高校生の)世代の曲ではないですが、みんなで盛り上がれたのは良かったです。


(クレイさんもこの日熱いパフォーマンスを披露していました!)

高校生の若さと情熱による熱量もすごくて、他にはないライブだと思いました。今年で6年目を迎えたOTODAMA甲子園ですが、高校生バンドに限定したことなども踏まえて、主催者としての想いを聞かせてください

クレイ勇輝:
音楽を長年やってきた中で次の世代に音楽を繋げたいと思ったんです。次の世代を考えた時に、大学生や20代後半の若者は働くための準備をしていたりで、なかなか音楽に自由に好きに打ち込める時期ではないと思うんです。それに対して、高校生の夏はまさに「青春」!!
青春と海を掛け合わせて、夏の思い出を作りたくて、高校生バンドの甲子園を作りました。

クレイさんも「高2の夏に恋をして楽しかった」とライブのMC中にお話ししていましたが、高校生の夏ってとても貴重なもので素敵なものなんですね。そんなパワフルな高校生と、OTODAMA甲子園で触れあっていく中で、感じたことなどありますか?

クレイ勇輝:
演奏のレベルが上がっていますね。俺らが高校生の時は好きにただ演奏しているだけでした(笑)
今は、しっかりと部活化され顧問の先生がいて楽器の指導もしてくれるので、年々ハイレベルになっていくので驚いています

1位のバンドには、クレイさんプロデュースのレコーディング合宿が行われるということですが、どんなことをするのでしょうか?

クレイ勇輝:
音楽活動をしてきた中で得たことをそのまま伝えたいと思っています。僕が音楽をやってこれたのは先輩から色々と伝授してもらったからです。
同じように、それを僕がみんなに伝えて次に繋げていきたいと思っています

音霊甲子園を見て…

クレイさんの音楽に対する熱い想いと優しさを感じました。OTODAMA甲子園に参加した全34組の高校生バンドマンには、クレイさんの思いが絶対に心に響いたと思います。参加した高校生も見ていた人たちも最高の青春が過ごせた夏だったに違いありません。

また主催であるクレイさんにお話を聞けてとてもよかったです。音楽の文化が今年から三浦海岸で、音霊で、根付いていけばいいなと思いました。

また来年、青春の熱い戦いであるOTODAMA甲子園が開催されるのが楽しみです!!

音霊甲子園公式ホームページ