2017年12月16日

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2017年10月07日 土曜日 17時18分手作りデザートとこだわりコーヒーを三浦海岸で – 喫茶店「ぽえむ」は癒やしのおしゃれ空間だった

三浦海岸の喫茶店「ぽえむ」は一度行ったら虜になる

三浦海岸の駅から数十歩進んだ目と鼻の先に、「ぽえむ」というカフェがあるのを知っているだろうか?

地元の人なら誰でも一度は見たことがある有名なお店だとは思うが、「喫茶店」というハードルの高さから中高生には入りづらいお店かもしれない。

しかし、ぽえむというお店には地元の人も、観光客の方もぜひ一度入ってみてほしい。

ハンドドリップで丁寧に入れられたコーヒーの香り、
レトロで可愛い店内、
気さくな店主、
すべて手作りにこだわったデザート…

などなどオススメのポイントが数多くある。レトロな店内は落ち着いた雰囲気もあり、インスタ映えする場所が好きな若い人にも行ってみて欲しいお店だ。

チェーン店では味わえない空間にきっと何度も行きたくなるはずだ。特に僕は個人的にアイスコーヒーと、コーヒゼリーはオススメなので、ぜひ頼んでみてほしい!

お店に入るとレトロで可愛い店内に目を奪われる

店内に入ってまず驚くのが、店内がレトロでおしゃれで可愛いということだ。ぽえむは今年で開業して40年が経つが、内装をおしゃれに変えたというわけではなく、昔からつくりはまったく変わっていないというから驚きだ。

「おしゃれだ!」と僕が興奮していると「俺なんかだと古臭いなーと思うんだけど、長くやっていると若い子には逆に新鮮になってくるのかなと驚くよね」と店主の辻さんは笑っていた。

辻さんはものすごく気さくでおもしろい人なので、その雰囲気もまたお店に出ているのかもしれないなと思った。

席についても驚くことがあり、なんとテーブルにコーヒー豆が敷き詰められているのだ。おしゃれだな…!

わざわざ都内にでなくても、三浦市のような田舎にもこういった素敵な喫茶店があるってことがもっと広まって欲しいなーと思う。

当時から変わらないコーヒーへのこだわり

メニューは食事からデザートまで様々あり、そのどれもにこだわりがあり、食事にいたってはすべて辻さんの手作りだというから驚きだ。

さらにコーヒーは40年前から変わらないように同じ種類の豆を使い続けている。

(ちなみにこの黄色い缶もなんと40年の歴史がある)

コーヒー豆はオープン以来からまったく変わらないように、「アラビカ種」という豆を使用している。一般的に大きく分けるとコーヒー豆というのは、3種類にわけられる。

・ロブスター
・リベリカ
・アラビカ

ロブスター種などはインスタントコーヒーなどに使用されるもので、ぽえむでは3つの中で一番値段が高く香りも良いアラビカ種の豆を使用している。

変な苦味やクセがまったくなく飲みやすい。何よりもやっぱり香りが良い。僕は普段ブラックコーヒーはあまり飲まないのだけれど、この日は砂糖を入れずにそのまま飲んでしまった。

ここでバイトしている学生さんも初めはコーヒーが飲めなかったが、「ここのコーヒーなら飲めます」と、好きになってくれる人が多いとのことだ。(コーヒー飲めなくてなぜ喫茶店でバイトをしようと思ったのか謎であるが)

さらに通常のブレンドコーヒーなどだけでなく、アインシュパナーというホイップをのせてグラスに入れた変わり種のコーヒーなどもある。グラスに入れられたホットコーヒーがおしゃれだ。

ホイップの甘みと、コーヒーの苦味が相性がよく堪らない…!これはコーヒー苦手な人にぜひ飲んで欲しい。デザート感覚で飲みやすい。

そして見た目もインスタ映えする〜!

このアインシュパナーやデザートもおしゃれであるが、特にそういった若者を狙って作っているわけではなく、ずっとこの形でやってきたとのことだった。昔からずっとおしゃれなお店だったんだな。

食事はすべて手作り!コーヒーゼリーは絶品!!

ぽえむというお店は実は高円寺や幡ヶ谷にもあるのだが、経営方針が自由なのでお店によって食事のメニューがまったく違うらしい。なので三浦海岸のぽえむの料理はすべて辻さんオリジナルであり、すべて手作りで提供している。

例えばこちらのサンドイッチに入っているマスタードも自家製のものを使用している。辛味が少なく、子供でも大人でも楽しめるものとなっている。パンは焼きたてでサクサクだし、具もぎっしりで美味い。毎朝これ食べられたら幸せだろうな…

本来はフォカッチャやベーグルもお店で焼いている。しかし、この夏は音楽フェスである音霊が三浦海岸で開催されたこともあり、例年より忙しく一時的にメニューから外したということだった。次に来たときは絶対に食べよう…!

デザートにもかなり力を入れており、特に人気があるコーヒゼリーだということで、注文してみることにした。もう見た目だけでわかる。これ絶対に美味い。生クリームとアイスが両方のっており、なんとも贅沢な一品だ。

(見よ!このゼリーのぷるぷるさ!!)

一口食べてみて驚いた。今まで食べたことのない味のコーヒゼリーなのだ。カカオリキュールとブランデーが入っており、上品な香りが鼻から抜けていく。大人の味だ、これはかなり美味い!

お酒が苦手な人のためにも配慮されており、ブランデー抜きのものも頼むことができるので、お子さんも安心して食べることができる。

コーヒゼリーは酸っぱさやクセがまったくなく、コーヒー豆にこだわりがあるぽえむだからこそ出来るメニューなのだ。そのコーヒーゼリーと、生クリームやアイスの相性は抜群で食べる手が止まらない。

コーヒゼリーだけ食べる…次はアイスと一緒…次は生クリームも一緒に…最後は全部混ぜて…とどんな食べ方をしても美味しいのだ。コーヒゼリーってこんなに美味しいものだっけ?

他にもおすすめしたいのが、カボチャのチーズケーキだ。

デザートは食材にもこだわっており、バターは発酵バターを使用し、国産の小麦で調理されている。カボチャは三浦市の高梨農園のものを利用している。

生クリームは植物性のものを使用せず、ケーキ屋と同じように動物性のものを使用している。そのため、生クリームは強い甘みのものではないので、一緒に食べてもカボチャの甘味が口の中で活かされている。

これだけ食材にこだわっていると、かなり金額設定もギリギリでお店的には厳しいんじゃないのか…と思い直接聞いてみると、「やっぱりそうでもしないとお客さんは来てくれないからね」と言っていた。すべての飲食店に伝えたい言葉だ。40年やって来ている歴史にかまけることない心構えを感じた。

ちなみにデザートは試作品や改良を考えて色々と試行錯誤したが、辻さんが作ったデザートのファンが多いので、なかなか味を変えられないという話だ。飲食店としては最高に幸せな悩みだ。

こだわりのアイスコーヒーは一度は飲むべき!

店主である辻さんのこのお店の一番のおすすめはアイスコーヒーだ。「夏場はぜひ飲んでほしいね。他のお店にも負けない自信があるよ」と言っていたので、ぜひ飲んでみたいと思った。

僕が「美味そうですね〜、飲んでみたいですね〜」と試しに言ってみると、「じゃあ入れてあげようか?」とアイスコーヒーをいれてもらえることになった。言ってもるもんだ…!

創業依頼変わらずハンドドリップで手間をかけてコーヒーを入れている。時間をかけて少しずつ落ちてくるコーヒーの香りが堪らない。

ゆっくりと出来上がっていくコーヒーを見ているひとときは、外のことなど考えずにリラックスして心が癒やされるような時間であった。

ぽえむでは、アイスコーヒーを入れる場合は先に「どのくらいの甘さがいい?」ということを聞かれる。これはコーヒー自体の味が薄くならないように、辻さんがシロップなどを調節して事前に入れてくれるからだ。

こういった細かい気遣いやこだわりがお客さんを惹き付けるんだろうなと感じた。

アイスコーヒーは飲んで見ると、スッキリしているのに味が濃い。安いコーヒーなどを飲むと酸っぱさや苦味が強かったりするが、それが一切感じられない。飲みやすいのに、濃い味がするというのは初めてだ。

アイスコーヒーは焙煎を強くやらないといけないため、豆にはこだわりがあるということだ。このアイスコーヒーの美味しさはお店に行って実際に味わってみてほしい。コーヒーが苦手な人でもきっと飲めるはず。

三浦海岸駅に来たら「ぽえむ」で一休みしてみては?

店主の辻さんは若い人にもすごく寛容で、考え方も柔軟で話していて、すごくおもしろかった。

「今はスマホで何でも手に入る時代だからこそ、こういった体験できるお店にも来てほしいね」ということを話していたので、ぜひ喫茶店に行ったことがない人でも気軽にお店に行ってみてほしい。

喫茶店って思ってるより行きやすいし、かなり居心地が良い場所だということを、地元の中高生にも知ってほしいなーと、ぽえむに来て改めて思った。

辻さんのこだわりのコーヒーとデザートをぜひ味わってほしい。

三浦新聞を読んだ方に特別プレゼント!

ぽえむは開業してから今年でちょうど40周年になりました。40周年を記念して缶バッチを作成したということで、なんと三浦新聞を見てお店に行った人にこちらをプレゼントしてくれるということになりました。

お店に行ってみて「三浦新聞を見ました」というと缶バッチがもらえるので、ぜひこれを機会に足を運んでみてください!
(※ 缶バッチはなくなり次第に終了となります)

お店情報

〒238-0101 神奈川県三浦市南下浦町上宮田3130

■営業時間
9:00~21:00(L.O 20:30)

■電話番号
046-888-5656