2020年02月29日

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2017年09月26日 火曜日 20時46分4年に1度のお神輿!! 諸磯神明社の例大祭を見てきた【2017年9月2, 3日】

三浦市の諸磯にある諸磯神明社にはお神輿があり、それが4年に一度だけ行われる例大祭で担がれる。今年(2017)は9月2,3日に行われ、朝から夜まで子供も大人も一緒になって参加していた。

(大人が担ぐ神輿と、子供が担ぐ神輿で別れている)

(小太鼓を叩く子供達が乗るための山車もある)

そもそも例大祭の始まりは江戸時代にあり、お祭りで疫病の流行を抑えようと始まったものと言われている(史実かは不明)。

老若男女すべての参加者が汗をかいて神輿をかつぎ、掛け声を合わせる。僕も三浦市出身のため、20年近く前に参加したことがあり、例大祭を見ているとそのときのことがぼんやりと思い出され懐かしくなった。

小さい頃の記憶で「人が少ない」というイメージがあったが、地元の大勢の若者が協力しており、非常に活気があり驚いた。子供が神輿や山車に参加し、親御さんがそれを見ている姿は実に微笑ましいものがあった。

年配者が子供たちに神輿の指導をするシーンもあり、普段は関わりのない大人が子供に分け隔てなく関われるこういったイベントは、せまい地域ならではの行事なのだなと思った。

(神輿の最中は太鼓、笛、鐘などの音も鳴り響く)

世代交代もあり若者が神輿の勉強をして飾り付けを行っているなど、三浦市の文化がなくならないように協力している人も多いようだ。僕の同級生や先輩などがこの神輿に参加しており、それぞれが必死に担いでいる姿を見ていると、自分の何もしていない現状が少し歯がゆく感じた。

一日中行われるので、夜になると提灯がつけられる。

20代中頃の若者が率先して作業を行い、それを年輩の方々があたたかい目で見守っている光景は、文化の後継を目の当たりにしているようであった。

県道にも出ても神輿は続く。信号機にも届くんじゃないかと思うほどに高く担がれる神輿の迫力がすごかった。

警察やボランティアの警備員など、数多くの協力によってこのお神輿は成り立っている。地元の繋がりの大切さを感じた。

このあとも神輿は夜まで続いていった。辺りが暗くなっても掛け声は止まらず、声を枯らしながら叫ぶ姿は心にくるものがあった。

諸磯神明社の例大祭を見て…

老若男女が関係なく必死になって一緒に何かやれることはだんだんと減ってきていると思う。全員が必死になって担ぐ姿は見ていて気持ちが良いものがあった。

お年寄りは大人に教え、大人は青年に力強い背中を見せ、青年は子供を指導して、子供は幼児の見本やあこがれとなる。こういった文化は実際に体験して、後世に残していくべきなんだなと見ていて感じた。

次の世代に受け継がれていく古い文化は今の時代に必要ないと思っていたが、まったくそうではなかった。昔ながらの文化だからこそ、体感できるものや、地域の繋がりの大切さがわかる大事な機会なのだと知ることができた。

4年後の例大祭は僕も参加する決意をした。それで少しでも三浦市の文化が継続に貢献できればいいなと思う。